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PCオーディオ | |||
1. PCオーディオの第一歩 2. 何を準備すればいい? 3. foobar2000使ってみる? 4. PCオーディオを構成する 5. PCオーディオ活用法 | |||
<他のセクション> | |||
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foobar2000使ってみる? |
foobar2000について ダウンロード/インストール 最初の起動 初期セットアップ foobar2000を日本語化 楽曲の登録と再生、プレイリストの作成と管理 |
音楽プレーヤーfoobar2000のインストールと初期セットアップについての参考記事です。foobar2000を使わない場合は読み飛ばしてください。
foobar2000のセットアップ方法や活用方法についてはインターネットに非常に多くのすぐれた解説記事があります。迷ったときはそれらのページも参照してください。
foobar2000について | PCオーディオ - foobar2000使ってみる? | |
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foobar2000はフリーソフトウェアの音楽プレーヤーです。
- トラブルの少ない軽量動作が特徴です。
- コンポーネントと呼ぶ追加プログラムで機能を大きく拡張できます。
- 一般的なPCM音源だけでなくDSD音源にも対応し、ハイレゾ音源、マルチチャンネル音源にも対応しています。映像ファイルは再生できません。
- ASIO/WASAPIに対応しています。
- オリジナルは英語版ですがプラグインをインストールすれば(一部を)日本語化できます。
小庵はfoobar2000を使って音源ファイルを管理しています。
ダウンロード/インストール | PCオーディオ - foobar2000使ってみる? | |
ダウンロード | |||
foobar2000は以下のサイトからダウンロードできます。
foobar2000をダウンロード»
2020年7月でバージョン1.5.5というものが安定版です。ダウンロードしてPCの任意の場所に任意名で保存します。
インストール | |||
ダウンロードしたfoobar2000インストール用プログラムをダブルクリックすればインストールが開始します。
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最初の起動 | PCオーディオ - foobar2000使ってみる? | |
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foobar2000を最初に起動するとその画面構成を指定するセットアップページが開きます。
[Main Layout](基本的な画面構成)、[Color](背景色)、[Playlist Layout](プレイリストの表示内容)の3項目をそれぞれの選択候補の中から選べばあなたのfoobar2000をどう表示するかを決定できます。候補を選択すればすぐにfoobar2000の画面がそのテスト表示を行います。
[Main Layout] については複雑なレイアウトを選択することができますが、あなたがfoobar2000に不慣れである場合はシンプルなレイアウトを当初は選択することをすすめます。"Simple Playlist + Tabs" がそれです。
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試しに、[Main Layout] を "Simple Playlist + Tabs" に、[Color] を "Black" に、[Playlist Layout] を "Default Playlist" にした結果が右図の通りです。とてもシンプルな画面ですね。
あとは音源ファイルを登録すればその一覧がプレイリストとして表示されるので、そこから楽曲を再生することになります。
この画面レイアウトは [File]-[Preferences] メニューからいつでも変更できます。
初期セットアップ | PCオーディオ - foobar2000使ってみる? | |
(1) コンポーネントの追加 | |||
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foobar2000の [File] メニューから [Preferences] サブメニューを開けばfoobar2000の動作を自由にカスタマイズできるようになります。右の図は "Components" ページを開いて利用可能なコンポーネント(拡張プログラム)を表示したところです。foobar2000は世界中の開発者やユーザがその機能を拡張するためのプログラムを開発・提供しており、それをここに登録することでfoobar2000をいわば育て上げることができます。
たとえば、foobar2000はインストール当初はASIOドライバを利用できず、WASAPIにも対応できず、DSD楽曲の再生もできません。そこで、まずあなたがするべきことはそれらのためのコンポーネントをダウンロードしてfoobar2000に追加インストールすることです。これはあなたのマルチアンプシステムを活用するために欠かすことのできない作業です。
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おすすめコンポーネントをダウンロード
小庵は以下のコンポーネントをダウンロードしてfoobar2000に追加インストールすることをすすめます。右の図はそれらをインストールした場合の "Components" ページの表示例です。
- ASIO support
- ASIOドライバによる入出力を可能にします。
- Columns UI
- 扱いやすく高機能なユーザーインターフェースを実現します。
- Super Audio CD Decoder
- DSD楽曲ファイルの再生機能を拡張します。DACがDSDに対応しない場合でもPCM機能を利用して再生できるようにします。
- WASAPI output support
- WindowsのWASAPI拡張に対応します。ただし、WASAPIはASIOが使えないときの代替手段にしましょう。
"Super Audio CD Decorder" はSOURCEFORGEサイトから、その他のコンポーネントはfoobar2000コンポーネント配布サイトからそれぞれダウンロードできます。
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コンポーネントのインストール
ダウンロードしたコンポーネント関連ファイルは以下のようにインストールします。
- ファイルが実行形式(.exe)の場合、それを実行(ダブルクリック)してインストールプログラムの指示に従い、そのまま完了させます。
- ファイルが圧縮ファイル形式(.ZIP等)の場合はまずそれを展開してコンポーネントファイル(*.fb2k-component)を取り出します。
- コンポーネントファイルをダブルクリックしてfoobar2000を起動し、インストールします。指示に従えば作業が完了します。
インストールが完了すると、"Components" ページに該当コンポーネントの項目名が表示され、[Preferences] メニュー内に拡張機能を利用するための新たな設定項目が現れます(右図2個)。
(2) 楽曲ファイルの置き場所を指定 | |||
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[Preferences] メニューの "Media Library" ページ(右図)は楽曲ファイルの保存場所を指定します。インストール直後は "C:¥Users¥ユーザ名¥Music" のみが登録されているはずです。これは日本語版Windowsで "ミュージック" と表示される場所です("ユーザ名" はWindowsの登録ユーザ名)。
他の場所を保存場所に追加する場合は [Add] ボタンからその場所を指定します。
(3) オーディオデバイスとドライバの選択 | |||
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[Preferences] メニューの "Playback"-"Output" ページの設定はとても重要です(右図)。 "Device" 項目では、あなたが使用するオーディオデバイスをドロップダウンリストから選択します。デバイス名に "ASIO" という文字列が付加されたものを優先して選びます。ない場合は "WASAPI" 文字列が付加されたものを選びます。
ここにあなたのオーディオデバイスが表示されない場合、デバイスがWindowsに登録されていないか、正しい設定が行われていない可能性があります。Windowsのコントロールパネルから [ハードウェアとサウンド] ページで確認してください。
foobar2000を日本語化 | PCオーディオ - foobar2000使ってみる? | |
foobar2000は英語版プログラムですが、以下のサイトにメニュー等を日本語化するための詳細な情報があります。
foobar2000日本語化WIKI »
ただし、日本語化は完全ではありません。
楽曲の登録と再生、プレイリストの作成と管理 | PCオーディオ - foobar2000使ってみる? | |
楽曲の登録と再生 | |||
CDリッピングやダウンロード等による楽曲ファイルは以下のようにfoobar2000に登録します。
- ドラッグアンドドロップによる登録が一番です。Windowsのエクスプローラー(ファイル操作ソフトウェア)からPC上の任意の場所にある楽曲ファイルを選択し、それをドラッグしてfoobar2000で表示中のプレイリストウィンドウ内にドロップします。フォルダごとの登録が可能です。
- foobar2000の [File] メニューから "Add files..."、"Add folder..." を選択しても楽曲ファイルを登録できます。
- プレイリストから楽曲を選択し、ダブルクリックまたは再生ボタンで再生してください。
プレイリストの作成と管理 | |||
プレイリストはいくつでも作成することができます。楽曲ジャンルやアーティストごとにプレイリストを作れば管理がとても楽になります。[File] メニューから "New playlist" を選択してください。それでプレイリストが新規作成されてアクティブになるので、前記同様に楽曲の登録と再生を行うことができます。
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