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構成例・予算例(2ch) | |||
1. デジタル音源だけ聴く 2. アナログ音源だけ聴く 3. デジタルもアナログも 4. 映像作品もマルチで | |||
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- 構成例・予算例(2ch) - |
映像作品もマルチで |
シンプルな構成と一般的な構成 トーンコントロールはどこで? Blu-ray等による映像作品を鑑賞 MP4等マルチメディアファイルを鑑賞 ストリーミングサービスを利用 マルチチャンネル音源への対応 |
Blu-rayディスク/DVDによる映像作品やMP4ファイル等による音源をマルチアンプシステムで楽しむ場合は本ページを参考にしてください。
ただし、近年のこれらの音源は5.1chや7.1chなどマルチチャンネルになっていることが少なくありません。その場合のセットアップ詳細については [チャレンジ5chマルチ] セクションを見てください。
シンプルな構成と一般的な構成 | 構成例・予算例(2ch) - 映像作品もマルチで | |
アナログ/デジタル音源に加えて映像作品もマルチアンプシステムで楽しみたいあなたのためには、小庵は以下の3つタイプの構成をおすすめします。どの構成も、映像メディア再生装置からの出力はAVアンプに入れ、そこから映像データはTVへ、音声データはSRC2496やDCX2496へ出力します。AVアンプによってはSRC2496等との接続でRCA/XLR変換ケーブルが必要になります。
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なお、この図の構成は映像メディアの音声が5.1chや7.1chのマルチチャンネル音源である場合には不完全なものになります。5.1ch等の場合、AVアンプ出力のフロント2ch(LR)しか再生できません。これについては本ページの「マルチチャンネル音源への対応」を見てください。また [チャレンジ5chマルチ] セクションにはさらに詳しい情報があります。
シンプルな構成 | |||
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AVアンプで映像と音声のすべてを管理します。この構成はAVアンプ1のアナログ音声出力をDCX2496に直接に入れるため、DCX2496にとって信号電圧が不足する可能性があります。可能ならAVアンプ1はゼロデシベル(最大音量)で出力してください。それでも信号電圧が不足する場合はAVアンプ1の次段にSRC2496を入れましょう。この構成ではAVアンプ2の内蔵ボリュームがマスターボリュームになります。また、AVアンプ2はDSPを使わない動作モードにしてください。
一般的な構成#1 | |||
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パワーアンプにAVアンプ以外を使用する構成です。マスターボリュームが必要になります。パワーアンプが内蔵ボリューム装置を持たない場合、マスターボリューム装置に各チャンネルごとのプリセットボリュームをつけると便利です。
AVアンプの出力信号電圧が十分であればSRC2496は不要です。また、周波数特性の調整を行わないならDEQ2496は不要です。
一般的な構成#2 | |||
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この構成は、映像データとアナログ音源はAVアンプへ入力し、デジタル音源はSRC2496へダイレクトに接続するものです。デジタル音源再生装置が多い場合はデジタルセレクタを追加します。
この構成ではデジタル音源についてAVアンプでアナログ変換を行わないため音質の劣化がなくなります。また、デジタル入力についてはゼロデシベル管理が自動的に行われるため、音量調整が楽になります。
SRC2496は省略できませんが、周波数特性の調整を行わないならDEQ2496は不要です。
トーンコントロールはどこで? | 構成例・予算例(2ch) - 映像作品もマルチで | |
音質調整を行いたい場合、AVアンプやプリアンプのトーンコントロール機能が利用できます。あるいはDCX2496またはDEQ2496でグラフィックイコライザー機能またはパラメトリックイコライザー機能を利用します。DEQ2496の方が高機能ですが、いずれにしても操作に慣れる必要があります。
Blu-ray等による映像作品を鑑賞 | 構成例・予算例(2ch) - 映像作品もマルチで | |
Blu-rayディスクやDVDによる映像作品はAVアンプを介して鑑賞するのが一般的です。近年はHDMIケーブル1本で映像データと音声データをAVアンプに送れるので便利です。
映像作品の音声は2chステレオのほかに5.1chや7.1chなどのマルチチャンネル音源があり、近年は10chを超えるものもあります。2ch音源の場合はAVアンプのプリ出力をあなたのマルチアンプシステムに入力するだけです。AVアンプではDSPによるさまざまな音場操作が可能ですが、それをオフにする動作モードもあるので、好みに応じて使い分けましょう。
5.1ch以上の音源の場合はDTSやドルビーなどの技術でエンコード(符号化)されていることが普通ですが、それはAVアンプがデコード(復号)を行ってチャンネル数分のアナログデータやデジタルデータを出力してくれるので、それをあなたのマルチアンプシステムに入力することになりますが、フロント2chについては問題がなくても、残りのサラウンドチャンネルをどうするか検討しなければなりません。サラウンド音場には捨てがたい魅力があるので、マルチアンプシステムでも楽しめるようにしたいというのは自然な要求です。
マルチチャンネル音源への対応の詳細は [チャレンジ5chマルチ] セクションを見てください。
MP4等マルチメディアファイルを鑑賞 | 構成例・予算例(2ch) - 映像作品もマルチで | |
インターネットで配布されているMP4などのマルチメディアファイルには、音声データと映像データの双方を含むことができます。再生にはPCで使える各種メディアプレーヤー(foobar2000(映像は不可)、RealPlayer、VLC Media Player、Windows Media Playerなど)を利用しますが、プレーヤーによってはコーデックと呼ばれるソフトウェアを追加インストールする必要があるかもしれません。これは特定フォーマットのマルチメディアデータを符号化または復号するためのソフトウェアです。
メディアプレーヤーの出力先をUSB DAC/DDC等にすればMP4ファイル等による音声をあなたのマルチアンプシステムで再生することができます。詳細は [PCオーディオ] セクションを見てください。
ストリーミングサービスを利用 | 構成例・予算例(2ch) - 映像作品もマルチで | |
ストリーミングサービスは映像・音声のデータをインターネットのサイトから自分のPC等へ刻々とダウンロードしながら同時に再生することができるサービスです。PCソフトウェアではウェブブラウザのChromeやFirefox、Internet Explorer、Microsoft Edge、Safariなどが対応しているほか、RealPlayerやVLC Media Player、Windows Media Playerなどでも再生可能です。
ブラウザやメディアプレーヤーの出力先をUSB DAC/DDC等にすればそれらによる音声データをあなたのマルチアンプシステムで再生することができます。詳細は [PCオーディオ] セクションを見てください。
マルチチャンネル音源への対応 | 構成例・予算例(2ch) - 映像作品もマルチで | |
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Blu-rayディスクやDVDによる映像作品の中にはマルチチャンネル音源を収容しているものがあり、それに対応したプレーヤーからAVアンプに接続することで、5.1chや7.1ch等のサラウンド空間を楽しむことができます。
マルチチャンネル音源への対応の詳細は [チャレンジ5chマルチ] セクションを見てください。
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