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     チャレンジ5chマルチ
1. マルチチャンネルの感動
2. アンチ・マルチ論を考える
3. 機器と構成例、問題点
4. 5.1ch音場のセットアップ
5. 7.1ch音場の場合は?
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 - チャレンジ5chマルチ -
機器と構成例、問題点
簡易な5.1チャンネルシステム
AVアンプは必須ですか?
システム全体の音量コントロールはどうする?
サブウーファー(.1)チャンネルは厄介です!
センターチャンネルも厄介です!
マルチもマルチでやってみる?
さらに上のシステムも(大げさ?)…
機器を準備しよう
   
このページはラブラドールレトリバー犬soopooが書きました。

このページの記事はあなたが小庵の [チャレンジ2ch 3-way] セクションを読んでいることを前提にしています。

既存の調整済みマルチアンプシステムを生かしてマルチャンネル音源に対応するためには以下の機器を追加することになります。

簡易な5.1チャンネルシステム 
チャレンジ5chマルチ - 機器と構成例、問題点 
   

マルチチャンネル音源を手軽に楽しむのに適した構成の一例が右図です。既存のマルチアンプシステムをそのまま活用しています。

「この構成で十分」という意見があります。実際このような構成にしているマルチアンプ派が少なくありません。小庵はそれを尊重します。AVアンプを5.1/7.1チャンネルシステムのマスターボリュームとして使えるというのはとても大きなメリットですからね。

      気になる問題が

一方、この構成には「良好なオーディオ体験」という観点からは以下のような問題があります。

AVアンプは必須ですか? 
チャレンジ5chマルチ - 機器と構成例、問題点 

2020年の家庭内オーディオにおいては、Blu-rayディスクやDVD/SACDからの再生であれPCオーディオシステムからの再生であれ、マルチチャンネル音源の再生では、(1)再生用プレーヤー内蔵DACまたはPC接続の(一部の)USB DACからのアナログ出力を利用するか、(2)再生用プレーヤーまたはUSB DACからのS/PDIFまたはHDMIによるデジタル出力をAVアンプで受け、そこからのアナログ音声出力(プリ出力)を利用するかのどちらかの方法を選択することになります。

残念なことですが、2020年の現状ではディスクメディア内のものであれPCファイルによるものであれ、マルチチャンネル用デジタルデータをそのままあなたのマルチアンプシステムに入力することはできず、AVアンプによるアナログ出力を利用することになるので、それをあなたのマルチアンプシステムのためにどう活用するか、それによる問題点をどう少なくするかがあなたの課題になります。

ただし、S/PDIFやHDMIによるマルチチャンネル入力に対応できてAES/EBU等のデジタルインターフェースから出力が可能なコンバータが登場するなら、音源からDCX2496までをデジタルのまま処理できるオーディオシステムを構築できるようになります。小庵はそのような製品の登場を待っています。AES/EBUはステレオ2チャンネルまでの対応なので、5.1チャンネル音源のためには3個の出力を持つことになりますが、おそらく安価に製造できるはずです。

システム全体の音量コントロールはどうする? 
チャレンジ5chマルチ - 機器と構成例、問題点 
   

これまで本サイトは「デジタル機器(DCX2496等)の前段で音量を絞ってはいけない」と何度も書いています。でもそれをマルチチャンネル音源の場合にも実現することはとても難しくなります。マスターボリュームの準備が困難なのです。

たとえば、前掲「簡易な5.1チャンネルシステム」の場合でフロントチャンネルを3-wayマルチアンプシステムで構成する場合、本サイトの原則通りにするならAVアンプのアナログ出力はゼロデシベル(最大出力)にし、DCX2496の後段に9連マスターボリュームを設置することになります(右図参考、3x2+2+1)。フロントチャンネルが4-wayであれば11連ボリュームが、それに加えてセンターチャンネルやサラウンドチャンネルも2-wayマルチアンプにするなら14連ボリュームが必要になってしまいます。これは実現可能ですか?

 
Gのコメント
マニアの中には実際にそれを自作している豪傑もいるようだね。
あいにく小庵にはそんな気力も体力も時間も金もない。
もっとも、次善の策はあるようだから問題を放置するわけではない。

      次善策の検討

マルチチャンネル音源の再生においてはデジタルチャンネルデバイダー(DCX2496)の後段に全チャンネル対応のマスターボリュームを置いて音量をコントロールすることは困難です。結局、AVアンプのボリュームをマスターにすることになります。すると、できるだけAVアンプのゼロデシベル出力(最大音量)付近でそれを行うように工夫することになります。

これは、AVアンプからDCX2496へゼロデシベル出力を行ったときにあなたのオーディオシステムから常用音量の楽曲再生が行われるようにシステムを工夫すればよいことになりませんか? そこから多少の音量調整を行ってもDCX2496への影響を最小化することができます。そしてそれは実現可能です。

   

以上で、デジタルチャンネルデバイダーのためのゼロデシベル管理をほぼ満足できるレベルでセットアップできます。あなたのマルチアンプシステムの能力をマルチチャンネル音源のためにも活用できるということです。なお、マルチチャンネル音源のためにセットアップしたこの運用環境はAVアンプで2チャンネルステレオ音源を再生する場合にもそのまま使うことができます。

でも、デジタル2チャンネル音源はAVアンプを経由せずダイレクトにフロントチャンネルに入力したいですよね。つまり、その場合はフロントチャンネル用のSRC2496にデジタル入力を行ってください。

サブウーファー(.1)チャンネルは厄介です! 
チャレンジ5chマルチ - 機器と構成例、問題点 

市販のマルチチャンネル対応AVシステム(スピーカーセットつき)の多くは省スペース型で、スピーカーユニットもエンクロージャも小型です。このようなシステムの多くはフロントチャンネルやサラウンドチャンネル等の超低域信号をAVアンプでカットし、それをサブウーファーチャンネルに回してまとめて再生しています。LFE信号があればサブウーファーはそれもミックスして再生します。

   

でも、オーディオファンはAVシステムでも本格スピーカーシステムを使いたいですよね。

その場合、AVアンプのスピーカーセットアップメニューからそれを指定することでフロントチャンネル等への信号をそのままにすることができます(右図例)。この場合、そのチャンネルの超低域信号はサブウーファーチャンネルに回りません。

      サブウーファーは問題児?

サブウーファーチャンネルはLFE(Low Frequency Effect)チャンネルと呼ばれるように、本来は映像ソフトウェアで超低域効果音を再生するためのものですが、実際には楽音を入れていることもあります。たとえば、左右のフロントチャンネルに入っているコントラバスや大太鼓の音がサブウーファーチャンネルにも入っていることがあります。

この場合、フロントチャンネル等に中大型スピーカーを使っていれば同じ低音が複数の場所から出てくることになりますね。当然、タイムアラインメント位相の問題を検討しなければならなくなります。「サブウーファーはどこに置いてもよい」という意見はとても受け入れられません。超低音がほとんど聞こえなくなってしまうこともあるでしょう。サブウーファーがむしろ逆効果です。

音が遅れて出てくる?

サブウーファーに対しては一部に「音が遅れて出てくる」という意見があります。「音は圧倒的だけど、微妙にタイミングが遅れている気がする」というのです。本当ならオーディオファンにとって困った事態です。小庵のGに聞いてみましょう。

 
Gのコメント
多くは気のせいだと思うが、一部のサブウーファーについては原因になりそうなものはあると思うね。
特殊な共鳴システムを持つもの、大口径ユニットを使うもの、ユニットをデジタルアンプで駆動するものについては検討の余地がある。また、映像メディアのLFEチャンネルに記録されている信号がそもそも遅れて収録されている場合もあるようだ。

エンクロージャに特殊な構造を持たせてその共鳴機能を利用するタイプのサブウーファーの場合、共鳴動作が開始されるまでにわずかなタイムラグがあるかもしれない。また、大口径ウーファーユニットで振動板の重いものについては初期起動のためにわずかに時間がかかってしまうかもしれない。さらに、デジタルアンプはそもそも遅延の発生する機器なので、設計によってはそれが目立つ場合があるかもしれない。加えて、入力信号がないとき内蔵アンプがスリープモードに入るものは入力信号検知から起動・再生までわずかに時間がかかるかもしれない。ただし、どの場合も、よほど耳がよくなければ実際に遅延を聞き分けるのは難しいと思うね。

遅れを手軽に補正したいならAVアンプの音場管理機能に任せるのが今のところ一番だ。あなたのサブウーファーの特性に合わせて調整してくれるだろう。あるいは、デジタルチャンネルデバイダーの左右入力チャンネルで遅延の設定を行うこともできるが、測定器なしでは調整が難しいだろう。

ただし、映像メディア内のLFE信号が遅れて記録されている場合はAVアンプやデジタルチャンネルデバイダーの一律設定では不完全になるので、該当メディアを再生する場合の個別の対応になる。不便だね。

      停止してみませんか?

サブウーファーには以上のような事情があるので、十分な低域再生能力を持つマルチアンプシステムをあなたが持っているなら、小庵はサブウーファーシステムを停止してみることをすすめます。AVアンプのスピーカーセットアップメニューでサブウーファーを「なし」にしてください。「LFEチャンネルの音はどうなる?」と思うでしょうが、この場合、AVアンプがLFEチャンネルの音をフロント左右チャンネルから再生してくれるので問題はありません。Blu-ray/DVDプレーヤー側に対応メニューがある場合もあります。小庵はサブウーファーを使用していませんが、映像タイトル「アバター」の宇宙船を発射する場面で部屋をゆるがす轟音を楽しむことができます。

センターチャンネルも厄介です! 
チャレンジ5chマルチ - 機器と構成例、問題点 

センターチャンネルは文字通りフロントチャンネルの中央に配置されます。通常、楽団のセンタープレーヤー(ボーカルやソロ楽器など)の音を再生したり、映像作品ではナレーションを再生したりします。

      性能バランスの問題

たとえば、ヒラリー・ハーンはバッハのバイオリン協奏曲をSACDに収録するとき、センターチャンネルからその超絶技巧を聞かせてくれます。すると、センターチャンネルの再生音質や性能はとても重要ですよね。オーディオファンはフロントチャンネルと同等のスピーカーシステムをそこに置きたくなります。でも、それは実現の難しい問題です。AVシステムではそこをTVが占有するからです。大型どころか中型のスピーカーシステムもそこに置くことはできません。TVの左右どちらかに置けば楽曲再生で音の定位が狂ってしまいます。結局、小型のものをTVの下部や上部に置くことになり、フロントチャンネルとセンターチャンネルとで音質を調整することが難しくなります。

      高さのバランスも

また、センタースピーカーは設置の高さについても問題をかかえる場合があります。センタースピーカーとフロントスピーカーとを同じ高さにしないとヒラリーが舞台の上で飛び跳ねているように聴こえるかもしれません。でも、TVがあるおかげでそれらを同じ水平位置に置くことが難しいのです。

   
下に置いてみました
上に置いてみました

右の写真を見てください。これは、センタースピーカーをどう置くか小庵でさまざまに試行したときのものです。一般にはそれをTVの下側に置きますが、ユニットやエンクロージャが大きい場合はTVを高い位置にしなければならず、TVの高さを適正にしようとしてセンタースピーカーをその上に置けば、左右のフロントスピーカーとの高さのバランスが合わなくなってしまいます。

      スピーカー2組でセンタースピーカー?

次善の策として、同じ性能の2組のスピーカーシステムをTVの左右に配置してセンターチャンネル用アンプに接続するという方法があります。音量バランスや音質に注意すれば悪い選択ではありません。フロントスピーカーと同じものにすることもできます。しかし、大げさですね。それやこれやで、オーディオファンの中には「センタースピーカーなんか捨ててしまえ」という意見があります。

でも、センターチャンネルは捨てられないと思いますよ。ヒラリーを聴きたくてSACDを買っても主役のいない不思議なバイオリン協奏曲になってしまいます。映像作品ではナレーションや効果音がなくなってしまいます。

マルチもマルチでやってみる? 
チャレンジ5chマルチ - 機器と構成例、問題点 
   

右図の構成はマルチャンネルシステムのフロントチャンネル以外もマルチアンプ構成にするものです。大げさですか? 2020年6月の小庵システムはこのような構成なんです。(サブウーファーはありません)

これにより、(1)ステレオ2チャンネルのデジタル音源を聴くときはAVアンプ側システムはオフにして既存のマルチアンプシステムを利用し、(2)マルチチャンネル音源を含むその他の音源を聴くときはAVアンプシステムからすべての出力チャンネルを管理することになります。このような使い方ができるのはSRC2496がデジタル入力とアナログ入力の双方に対応しているからです。SRC2496#1(フロントチャンネル)の [モードパネル] の [MODE] ボタンで "SAMPLE RATE CONV"(デジタル音源の場合) を選ぶか "A/D & D/A CONV"(マルチチャンネル音源の場合) を選ぶだけです。

      この構成の問題点

この構成は、2チャンネルのデジタル音源を再生するときは既存のマルチアンプシステムがそのまま動作することになるので何も問題はありませんが、マルチチャンネル音源をAVアンプから再生する場合は以下の問題をどうするか検討する必要があります。

音量と音量バランスについては本ページ前掲の「システム全体の音量コントロールはどうする?」を見てください。また、さらに詳細なものが本セクションの「5.1ch音場のセットアップ」ページ(次のページ)にあります。

      センターチャンネルとサラウンドチャンネルのマルチアンプ化

フロントチャンネルを除くチャンネルのマルチアンプ化については特別な作業は何もありません。正常に動作するステレオ2-wayシステム(サラウンド用)またはモノラル2-wayシステム(センター用)をセットアップしてください。本サイトの [何が必要ですか?] セクションや [チャレンジ2ch 3-wy] セクションの記事を参考にしてください。

1台のDCX2496で2-wayシステムを3組セットアップするには?

DCX2496は3個の入力と6個の出力を持ち、個々の入力をどの出力にも割り当てることができます。つまり、センターチャンネル用とサラウンドチャンネル用の合計3個の入力にそれぞれ2個の出力を割り当てるなら、2-wayマルチアンプシステムを3組セットアップできるチャンネルデバイダーとして使うことができます。以下はそのセットアップのヒントです。

基本セットアップ

DCX2496を2チャンネル3組で使用することを選択します。STEREO-LINKをOFFにするので全チャンネルを自由に設定できます。
入力A(IN A)のセットアップ

ほとんどの場合は入力信号電圧が不足するのでゲインを上げます。最大+15.0dBまで設定できます。
出力1(OUT 1)の周波数分割

2-wayシステムで低域と高域の分割ポイントを2.5kHzにする場合の低域側設定です。Linkwitz-Rileyタイプのフィルタを-48dB/octで適用します。
出力1(OUT 1)の遅延の設定

このチャンネルのスピーカーユニットが基準位置から最終的に1m前方にある(リスニングポイントに近い)場合の設定です。
さらに上のシステムも(大げさ?)… 
チャレンジ5chマルチ - 機器と構成例、問題点 
   
- 全チャンネルを同じ構成にしてみる? -

マルチチャンネルシステムのフロントチャンネルをマルチアンプシステムで構成し、センターチャンネルやサラウンドチャンネルもそれと同様に構成する場合、たとえば、5チャンネルのすべてで3-wayマルチアンプシステムを実現する場合、右図のようなシステムを構築することになります。

 
Gのコメント
AVシステム懐疑派の「全チャンネルで同スペックのスピーカーにしなければ信用できない」という意見を黙らせられるね。
ちょっと予算がかかるが、アンプやスピーカーを本サイトの記事通りに選択するなら驚きの低価格で済むはずだ。

しかし、率直なところ、これはやり過ぎだと思う。小庵でも試してみたが、センターチャンネルやサラウンドチャンネルを3-way以上にすることには大きなメリットはないようだ。そもそもそれらのチャンネルに重低音が含まれることがほとんどないからだ。設置スペースの問題もあるし、小庵としては中型以下の2-wayシステムが現実的ではないかと思う。遊んでみたい人は好きにすればいいが。

機器を準備しよう 
チャレンジ5chマルチ - 機器と構成例、問題点 

既存の3-wayまたは4-wayのマルチアンプシステムを活用してマルチチャンネル音源を鑑賞できるようにし、またそのセンターチャンネルやサラウンドチャンネルも2-wayマルチアンプシステムにするとした場合に必要となる機器は以下の通りです。

マルチチャンネル対応のプレーヤー/チューナー等
Blu-ray/DVDプレーヤーの多くはマルチチャンネル音源に対応しているはずです。SACDプレーヤーは非対応のものが多いようです。ユニバーサルプレーヤーの中にはすべての音源メディアに対応するものがあります。数万円程度のもので十分な性能があるはずです。TVチューナーはTV自身が内蔵しているはずなので、そこから光(TOS-Link)ケーブルまたは同軸(コアキシャル)ケーブルでAVアンプに接続します。また、USBコネクタを持つプレーヤーやAVアンプの一部はマルチチャンネル音源ファイルに対応しています。USBスティックにFLACなどのマルチチャンネル音源ファイルを入れて試してみてください。

マルチチャンネル音源に対応するUSB入力オーディオインターフェース
マルチチャンネルのデジタル音源ファイルをPCから再生する場合に必要です。Sound Blaster社に製品があります(\9,000程度)。PCとUSB接続し、そこからAVアンプへTOS-Link(光ケーブル)でデジタル接続して使うことをすすめます。他社にも製品があるかは不明です。PCからはfoobar2000などの音楽プレーヤーから2チャンネル音源と同様に再生するだけです。音源の入手はインターネットの有料ダウンロードサービスを利用します。

AVアンプまたはAVプリアンプ
アナログ音源やマルチチャンネル音源を再生するためにはそれらのコントロールセンターとしてAVアンプまたはAVプリアンプが必要です。AVプリアンプの方が高機能ですが高価になります。重要点として、プリ出力のあるAVアンプを選択する必要があります。2020年の現在、中級クラスのAVアンプでもそれを持たないことがあるので注意しましょう。

追加のDCX2496
センターチャンネルとサラウンドチャンネルのためのチャンネルデバイダーとして利用します。たとえば、そのINPUT A入力をセンターチャンネル用とし、INPUT B入力とINPUT C入力をサラウンドチャンネル用にします。それぞれのチャンネルで2-wayのために2個の出力を使用することにすればDCX2496の6個の出力をちょうど使い切ることになります。

プリセット用ボリューム
センターチャンネルとサラウンドチャンネルの2-wayマルチアンプシステムについて合計6チャンネルの再生音量をプリセットするためのボリュームシステムですが、DCX2496の出力設定やAVアンプ(パワーアンプ)のプリセットで代用することも可能です。詳細は [何が必要ですか?] セクションの「マスターボリューム」ページを見てください。

パワーアンプ(プリメインアンプ)またはAVアンプ
センターチャンネルやサラウンドチャンネルのスピーカーを鳴らすためのアンプです。高性能アンプである必要はなく、AVアンプを利用するのが便利ですが、その場合は音場管理機能を停止してパワーアンプ部のみを使うようにAVアンプを設定する必要があります。詳細は [チャレンジ2ch 3-way] セクションの「詳細セットアップ」ページを見てください。

   

追加チャンネルを再生するスピーカーシステム
センターチャンネルとサラウンドチャンネルを2-wayマルチアンプシステムで再生するためのスピーカーユニットとエンクロージャです。可能ならフロントチャンネルのものと同一メーカー、同一性能のものにしたいところですが、予算面で、またわが国の家屋事情を考えると、それは難しい場合があります。でも、別メーカーの製品や小型ユニット等にしたとしてもマルチチャンネルシステムの楽しさは十分に味わうことができます。小庵は中古の2-wayスピーカーを改造してマルチアンプ対応にしています。

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